◇ 破魔矢堂 徒然館 ○ 好 事 ■ フィギュア顛末
雑誌 White Dwarf 何年か前、RPG用でメタルフィギュアが流行していたことがある。ホビーショップへ行くと沢山のパックが販売されていた。結構精巧に作られているそれらが気に入ってチェスの駒になるなぁと思いながら、かなりの数を買い集めたものである。何時の間にかチェスの駒どころか軍隊が作れるようになっていた・・・

◆ 事始
ダンジョン&ドラゴンス(D&D)やドラゴンランス等、RPGが全盛だった時代がある。(今はどうかわからないが・・・) その頃店主は様様な種類のドラゴンやゴブリン、エルフ、等等、高さが2.5cm程度のミニチュア・メタルフィギュアを集めるのが好きだった。イギリスのゲーム雑誌『White Dwarf』を定期購読したり、アメリカのTSR(D&Dで有名)からカタログ通販で取り寄せたりと、かなりの数を揃えていた。造型時のバリやパーティションラインを鑢で削り、ベースコーティングして塗装し、好みの色に仕上げては出来上がったものを眺めて楽しんでいたものである。ジオラマもどきに作り上げた事もある。
だが何時しか店頭販売されていたそれらのフィギュアも数が減り、店主のコレクションもダンボールに入って何処かに収納されている。
◆ 出戻り・・・
三蔵・八戒セット  最近とあるガレージキットを発見した。今までメタルフィギュアのみでガレキを手掛けた事は無いが、何故か正真正銘の衝動買いをしてしまう。仕上げ方はメタルの時よりも結構大変そうだが凝り出すと止まらない。基本的な作業の情報をネットで入手しさっそく製作に取り掛かる。(某MLの某氏にはURLアドレス他情報を頂いた。多謝多謝)必要な工具は殆どメタルフィギュアの時のものが使える。ミニ鑢セット、ルータ、ピンバイスに紙やすりとエアーブラシ(←これはイラスト描き用に揃えたものである) 秋葉原のその筋の店で真鍮線と切らしていたパテを買い、作業開始である。
まずは洗剤液に一昼夜ほど漬け込んで、クレンザーを混ぜて歯ブラシでシャカシャカ。セロテープがくっつくようになる。鑢がけしてせっせと整形。之が結構手間。服の皺の部分や細かい所も必死に整形。おっとっと、パーツを無くした(苦笑)さっそく(?!)八戒のモノクルを紛失してしまったのである。 ま、いくらでもこの程度の物は作れるから気にしない(←オイオイ・・・)
 そんなこんなでひたすら鑢がけ。このフィギュア、アニメ版がベースであるが、店主はアニメ版の絵が嫌いである。此処は原作に似せられるだけ似せてしまおうと決意する(笑)
そうなるとまず銃の作り変え。S&Wチーフスペシャルに似せて昇霊銃を削ってしまう。手持ちのエアーソフト・ガン『S&W M36 Chief's Special』を参考にする。ちょっと付け足したり削ったりすれば良かっただけなので楽勝♪
銃S&Wエアーソフト・ガン
ジープ加工済み  お次はジープに取り掛かる(三蔵と八戒、二体同時進行をしているのであった・・・)
ジープは形態からしてバラバラで塗装する必要が無いと判断。真鍮線で補強し翼を接合して空隙をパテで埋めてしまう。ジープも若干原作バージョンとは異なるのが気になり、角部分に手を入れ、髭と鬣に手を入れることにした。サーフェイサーで下地塗りをしてとりあえず置いておく。

 そろそろ本体に手をつけることにした。特に気になっているのが三蔵の髪。顔が小さい割に髪が盛り上がりすぎている。前に付ける髪のパーツを思い切り良く真っ二つに。好みの形状にガシガシ削る。失敗したら後が無いなぁ・・・ ^^;)  二つに分けた髪のパーツをそれぞれ削った後に再度くっつけて隙間はパテで補填する予定。床屋の気分の店主であった。
更に言えば八戒との身長差も気になる。シークレットブーツならぬ草履の底上げをしてあげた。ほんの僅かだが印象は違ってくる♪


★★ 続く ★★ まだここまでしか作業が進んでません ^^;) 何時終わることやら・・・
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