◇ 破魔矢堂 徒然館 ○ 旅 行 記 ■ 台湾高雄霹靂ツアー |
2004/08/26〜08/29 高雄霹靂事情?
先月の7月に台北へ行ったばかり(注文していた九皇座版の素還真引取り)の店主だが、続けて高雄へ♪ 南部の方が霹靂人気が高いという噂もあったので楽しみである。ただ少し前に霹靂側が取り締まりを強化したらしく、木偶を販売できないというような話も流れていたので些か心配であったのだが・・・
第壱日目
今回の渡台は、6月末に注文した木偶の引き取りと初めての高雄観光が目的。
前日の夜、木偶の最終状況確認をしたところ、「完成まで後二日かかりますごめんなさ
い」とのこと・・・送料無料で送ってくれると言っていたが、やはりお持ち帰りし
たい店主である。うまく行けば帰国する前にギリギリ引き取れるかと思いつつ、駄目なら駄目で、初高雄を楽しむ予定 ^^)
いつものように早起きして、成田で朋友と無事合流しいざ出発〜♪ 台湾に停滞していた台風がなんとか行き過ぎてくれて、特に影響も無く無事到着した。 湿度が高く、暑い・・・ まあこの程度なら没問題。南国は暑いものである。 今回の宿泊は華園大飯店。高雄駅からは少し離れているが六合夜市には近い。 因みにこのホテル、ばっちり霹靂チャンネルが入る! 初めて見る霹靂チャンネル。感動〜〜♪ いいなぁ生霹靂(笑) ホテルに到着して荷物をほうり込み、さっそく木偶店にタクシーで乗り付けた。 同行した朋友の一人も木偶を注文しており(こちらは既に完成。いいなぁ〜)、お持 ち帰り予定。店に顔を出すとさっそくその木偶を出してくれた。なかなか麗しい 非凡君であるが、なんと店頭にも素敵な非凡君がいた。結局頭と衣装を選んで付け替 えてもらっていた朋友だったりする(笑) おまけに麗しい陰陽師までがいて・・・ 皆で買 っちゃえ買っちゃえ〜のサブリミナル付きで煽っていたことは言うまでもない ^^;) さて、まだ木偶が出来ていない店主はどうしていたかというと・・・これまた店にい た素還真に悩殺される。煽りのサブリミナル付きコーラスは、店主にも降りかかって きたのであった。 とりあえず注文木偶を見てからにしようと思い、自粛。どうやら私の素還真はぎりぎり引き取れそうだ。 朋友が日本から持参した續緣木偶の内体を交換してもらったりしていたら結構な時間が経っていた。 今回は朋友の非凡君とQ版非凡&陰陽師小雨を引き取って店を後にする。 そろそろ小腹もすいたので、荷物を置いてから「檸檬香茅 火鍋專賣店」で夕食。タクシーの運ちゃん、 指定した店舗じゃなくて別の支店に止めてくれちゃったんですが・・・まあ、良いかってことでそこで夕食であ る。人気店らしく、その場で暫く待機。野菜をメインに好みの食材を選んでぐつぐつ煮立つスープに放り込む。 良くわからないが結構美味しかった。 満腹満腹♪。夜は雨だったので夜市はパスしておとなしく休む。おお、健全生活だ。結局遅くまで霹靂チャンネルを見ていたというのは又別の話 ^^;) 第弐日目
今日は朝から雨がち。突然降ってきたりして傘が手放せない。まず近くの銀行でいざ
という時の為に両替(いざという時=木偶をもう一体購入する時 笑) 書類の
日付印の日日が間違っていたら、手書き修正してそのまま使っていた。いいですねぇ大らかで。 無事両替をすませて、今回の目的の一つであった『2004第五屆漫畫博覽會』へ。ホテルから近い。 丁度8月25日〜29日、高雄工商展覽中心で開催されていたのだ。・・・え、入場料取るのね・・・? --;) それなりに数は出ているようだが、ちょっと期待外れ。当然霹靂新潮社系列の出品が 目的だったのだが、単なる在庫整理?で新刊の攻略本さえが無い!おいおい・・・もう少 しなんとかならないんですかぁ〜 因みに陳列してる本は全部持ってるよ・・・ --;) 時間を決めて各自ぶらつくことに。店主はそれほど 漫画系に感心は無いが、最遊記関連の変な物が無いか見て回っていたりする。最遊記あったけど、変な関連グッズ(?)はなかった。残念。 最後でひっかっかたのは尖端出版。漫画のほかにもタロット等を出している出版社である。 ここで当然「タロットこれくたぁ」な店主はひっかかる。買っちゃいました二点ほど(笑) その後会場を出て少し歩くと、高雄市立博物館がある。『掌中乾坤-高雄布袋戲春秋』という特別展が開催されていて、 ついでだからと入った此処は・・・実は大当たり!目的だった漫博より大満足である。 入場は無料。入ったとたんに階段の脇に秦假仙と史艶文がお出迎え。二階の展示室では、 昔の状況を再現したセットや、古い木偶、変遷などの展示がされていた。 皆が思わず足止めくらってかなりの時間を費やしたのは・・・言うまでもなく「霹靂コーナー」である♪ 私達が嬉嬉として足を止めていると、Piliの宣伝ビデオ?を流してくれた。じっと見入る面々。 脇には木偶が展示され、練習用紅塵が棒に刺さって(?!)いる(私が見たことのある練習用木偶って、なぜか紅塵さんなんですが・・・) かなりの時間をここで過ごした私たちである。写真OKとのことでパチパチ。 その後お昼を「菜根郷 素食館」で食べて、昨日店が閉まっていたもう一件の帝壹木偶精品屋へ。 今度は開いてる。でも木偶が全然無い・・・注文の木偶しかないとかなんとかで、どうしても見たければ何処かに置いてあるのを特別に持ってきて見せてくれる とか・・・、そこまでする気もなくて皆パス。ただし若干一名、ここでも収穫物あり(笑)(店主ではありません、念のため) この日は特に予定もないので、そのまま茶藝館へ。一休みのつもりが、なんかずいぶん居座ってしまいました。 お昼過ぎに入って夜7時くらいまでいたぞ。・・ ^^;) 木偶連れだったので写真撮影会に様変わりしていた一休みである。 店主は素素がまだ出来ていないので寂しい・・・チッ、昨日店にいた素還真を買っちゃえば良かったか ^^;) 夜は六合夜市に行く。特にめぼしい変なものが無くてちょっと残念。探し方が悪い・・・? 第参日目
せっかく高雄まで来たのだから観光くらいしなければ・・・とばかりに蓮池潭へ。雨天決行。雨が結構強く降っ
たり止んだり晴れたり。思っていたようなところではなかったが、まあこれまた一興。ただし、此処だけを目的に高雄に来たら少し悲しいかもしれない。
道端には果物売りの屋台が並んでいる。朋友一名はドリアンを探していたが結局無かったようだ 蓮池っていうのに最初に出てくるのは亀池(?) いえ、本当にその池は亀だらけで・・・亀の襲来なんて映画が出来そうです。 雨ザーザーの中歩いていると蓮池発見。蓮だ蓮だ。素材にしようと写真をパチパチ。 一通り見学して回った後は近くにあった「河洛坊布袋戲專賣店」を物色。 此処は古典芸能の方の人形を販売している。台北の淡水と木柵にも支店があるようだ。 値段も大量生産のお手ごろなものから、有名彫刻師によるなかなか良い品まで取り揃えている。日本語は通じないようだが、英語は大丈夫そう。 その後近くにあるという霹靂精品店「佳視得影音多體」に移動。ここは基本はレン タル屋さんであった。なんか・・・ね、あまり霹靂グッズも多くないし、期待外れだったが、 通販で買えなかった限定版のサントラがあったので確保。淡水霹靂精品店のほうが少し品揃えは良い。 高雄で途中適当に昼食。「時尚人文珈琲平價美食館」という所だ。量が結構多くて大変。頼んだメニューによって当たり外れあり(笑) その後いよいよ豐偉木偶精品店へ・・・素素やーい、出来ていておくれ〜♪ 店に行くと、暫く待ってということで待機。朋友一名は非凡公子の他に陰陽師の追加購入を既に決定し た模様でうふふ状態。他の朋友は近くの億万里を物色に出かける。 バイクで乗り付けた老板は手に箱を持っている。開封すると注文していた総髪素還真の木偶頭が! どうだとばかりに出してくれた木偶は・・・うう良いかも。凛々しいぞ。。。(←既に盲目状態です ^^;) その時点で二体お持ち帰りが決定(店に居た木偶と又違うイメージだったのでね・・・) 店主宅には既に九皇座版が一人いるのだが、ま、良いか。 こうして九皇座版は三つ子になったのである。 「河邊海鮮餐廳」で夕食をとり、近場を徘徊した後は店主の部屋で撮影会♪ 素還真は拂塵が手に固定されていたのだが、荷造りを考えるとはずさないと困る。 ハサミが無いので仕方なくフロントへ木偶を持っていってその場でハサミを借りることにした。 意外にも、フロントでは木偶が人気者。「あら新しい衣装のだわ」ホールにいた同僚に「ほら見て見て」とか言ってたりしていた・・・(笑) もう一体の素還真を持ってきてくれていた朋友が写真撮っても良いですかと切り出して、この勢いに便乗してロビーで写真を撮る許可を貰う。他にも3体いるんです〜と撮影大会。 一通り記念撮影が終った頃、 地元の客?が一緒に(木偶とです ハイ)写真を撮らせてということで蓮団子付きの素素を御指名。 嬉しそうに一人ずつ素素付きでカメラに収まってらっしゃいました。いいですねぇ、皆理解があって。日本じゃマイナーなんですよねやはり・・・ --;) 台北でもこうはいかないのかな?・・・さすが地方文化色の強い南部? 翌朝は早朝便の店主。その後部屋でせっせと荷造り。午後便の朋友達とはこれで暫しの別れである。又日本でね〜♪ 暫別 二体の素素・・・・結構なお荷物であるが、以前も二体お持ち帰りしたことのある店主である。。。なんとかなるさ。 最終日
朝が早い。台北から帰るいつもの朝便にしている為、高雄から台北までの分が余計に早い! 4時起きでチェックアウト、寂しく御弁当を持って空港へ。やることも無いのでさっさと中へ。人が少なくて良かったのだが、出国手続きをした時にチケット返し忘れた兄ちゃん。私も気が付かないでパスポート持ってそのままゲート方向に歩こうとしていた ^^;) 手荷物チェックを通ったところでなんか違うとようやく気付く。チケット返せ〜〜〜 飛行機乗れないじゃないか! しかたないので手荷物検査のおねーさんにチケット返してもらってない〜〜と訴えてみるとお客が途切れたあたりで調べに言ってくれた。・・・チケット返すの忘れるなよな・・・(って、すぐ気が付け、自分 ^^;) 無事券を受け取りぶらぶら。定時に出発して台北まで一っ飛び。機内食は貧しかった(サンドイッチとジュースだけ) しかし重いぞ素還真! 機内では足元に。台北から成田までは隣の席が空いていた為余裕で置けた。
台風が接近していたのだが、遅延もなく無事到着。さっさと帰宅し素還真たちを狭い袋から出したのであった。
高雄は台北と比べるとかなりのんびりした雰囲気である。繁華街といってもそれほどごちゃごちゃせず、台北名物の黄色いタクシーの渦巻きは眼にすることが無かった。ゆったり過ごして木偶店を覗くには丁度良い。ただ、少し郊外になると夜の一人外出は止めたほうが良いかもしれない(人通りが少ないので)。機会があれば又行っても良いかなと思う店主であった(早く新幹線が開通しないかな・・・) ■■ 了 ■■
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