◇ 破魔矢堂 徒然館 ○ 旅 行 記 ■ 台湾徒然初台中
台湾徒然初台中
2005/05/27〜05/30
再度台湾へ・・・
珍しく朋友とスケジュールを併せられたので、めでたく3人で台湾霹靂旅行と相成った。 いつもは一人旅なので大抵食事は夜市で済ませていたのだが、今回はまともな食事にありつけそうである♪
第壱日目
ホテルと飛行機のセット(所謂フリープランのツアー)で申し込んだ為、航空券は当日空港渡しになっている。手元にチケットが無いって変な感じ・・・一応集合時間なるものがあるようだが、団体行動の出来ない店主は完全無視。大体、そんな時間じゃ始発でも間に合いません。(-.-) お待たせしてすみませんでした〜〜〜>朋友G&朋友A (^^;)
5月末なんていう中途半端な時期なのに、出国手続きは結構混んでいる。皆さんこんな時期に休んでいて良いの???(って、自分もだけど) あいにく座席は3人ともバラバラ。やはり混んでいるようだ(←コラコラ、自分が集合時間無視するからだろう)手続きを終えたら定番のネット。それぞれ行ってきますの足跡を残して旅立った。

今回は少し揺れたが無事到着。しかし、運悪く”大”団体の後ろになってしまった。・・・入国にこんなに時間がかかったのは始めて。ぐったりしながらようやく入国。
往復送迎付きなので空港で拾われて免税店へ拉致される。 この手の場所では定番の「お茶+つまみ」で一休み。いやぁ 台湾ですなぁ。面倒だったのでさっさとお茶だけ買って義理土産終了。チェックインしたら霹靂三昧だ!

宿泊は店主初めての麒麟大飯店。龍山寺から歩いてちょっとのホテルである。店主は1人部屋だったのだが、う〜ん狭い!何時も泊まる部屋のクローゼット付きバスルームと同じくらい?(苦笑・・・台北凱撤大飯店は部屋だけは広いのである。)ま、寝るだけだから別に良いんだけど・・・。
荷物を放り投げて、いざ出陣〜〜最初の目的地は建宏なので、ホテルから歩いて萬華駅を目差す。工事中だった駅前はすっきりさっぱり公園になっている。まだ殆ど機能していないようだが、地下商店街等も出来るようで今後はもっと賑やかになる・・・のかな?

龍山寺の近くには有名な胡椒餅のお店がある。何時も一応探してみるがなかなか発見できなかったお店(そもそも明るい内にこの辺りを歩く事が珍しい店主では当然)。だが今回は無事発見! 日中な上に朋友Gと多分この辺だよねぇとキョロキョロしつつ歩いていたおかげ。こんな脇の細道にあるなんて、ちゃんと事前に場所をチェックしない限り分からんよぉ・・・で、お味の方は・・・他の胡椒餅より確かに美味しい♪  地元の人が並んで大繁盛のお店であった。駅の広場でほおばりながら一休み。
今回の旅行では台中に行く予定があるので、萬華駅で行きの台北−台中の指定券を手配。朋友Gは中国語が達者なので店主は筆談をする必要が無い♪ 愛してるよ〜朋友G(え、そんなのいらない? (笑)

いよいよ実質的な霹靂旅に突入。萬華駅から山佳まで電車で移動して建宏を物色。以前戯偶館の売店で「非売品です」と言われた陰陽師の首マスコットが売っていた。欲しかったやつなので即ゲット。店の兄ちゃんは憶秋年の木偶頭を造形していた。眉毛を付けていたのだが、そのお手並みには感心。微妙なカーブがとんぴしゃで作られていく。さすがプロ。他には特に惹かれる木偶はなかったのでタクシーを拾い次なる目的地、成美へ。

成美 店が移転して初めての訪問になる。祝・成美復活!♪  我が家の素素4人の故郷が蘇って良かった。引越し先は以前より目立つ場所にあるので、発見しやすいと思うが、中国語の出来ない外人にとっては便の悪さは以前と変わらない。(多分バスで行けるはずなのだが・・・)
夕食 朋友Aが此処で狂刀の頭に惚れる。勿論お持ち帰りである。飾ってあった別キャラの衣装(体)を取り付けてもらいハンサムな狂刀君の出来上がり。せっせと煽っていた外野二名がいたとかいないとか。^^;)

次は木偶屋ハシゴの定番ルートである五隆へ。店主は小雨を注文していたので引き取りである。扉を開けると何も言わないうちに注文品を持ってきてくれた。まあ事前に訪問すると連絡してあったしね・・・(笑) 前回来た時、次は7月頃来ますと言ってあったので、今回一匹は間に合わなかったらしい。とりあえず間に合った小雨素還真をゲット。次回までには残りもちゃんと間に合わせてね〜(でも実際に行くと連絡してから作りだすんだろうなぁ ^^;)

荷物もあるし3人いるのでタクシーを捕まえ、楽楽移動。人数が多い利点の一つである。とりあえず台北の木偶屋は初日でほぼクリア。残りの一件は後日。
しかしである。まともなレストランで食事をするには結構遅い時間になってしまった。おかしいなぁ・・・豪華中華三昧のはずだったのに・・・ 仕方ないので遅くまで営業している「好記担仔麺」で夕食を摂る。担仔麺の店なのだが、蟹おこわを注文してしまった♪ 美味〜〜。夕食の後は定番の士林夜市を物色。タクシー三昧で楽な一日であった。木偶と小雨それぞれ収穫を抱えて第一日目は無事終了。

第弐日目
紅楼 龍山寺 初日で手持ちが不安になってきた朋友Aの為に本日のスタート地点は両替店。生憎土曜なので銀行はお休み。免税店を目差しリージェントへ。此処では無料ネットが出来、何故か皆ネットに嵌まる。マックだ・・・うう 使い難い〜〜〜! って、こんなことやってると午前中が潰れるぞ (潰れました)・・・ 苦笑

午後に朋友Gのお友達と合流する予定なので、その前にこれまた台湾定番?の光華商場へ。又又タクシー♪なんて楽なんだ(笑)
最近はあまり面白い品が無いので寂しい限り。ざっと一周して隣の玉市を物色。
その後合流予定地点のIDEEへ行く。まだ到着していなかったようなので、隣の牛乳大王で定番パパイヤミルクを注文。買って戻るとお友達も到着していて初めましてのご挨拶。実は店主は初めてではないのだが・・・^^;) (数年前初めて成美で木偶を買おうとした時、成美との会話を電話仲介してくれたのが彼女だったりする。確か当時は霹靂に知合いはいなかったんだよなぁとしみじみ。思えば遠くに来たもんだ・・・)

敘舊茶飯館 敘舊茶飯館舞台 合流後、淡水までMRTで移動。霹靂精品店の開店時間が遅いので、まずは遅めの昼食。何処にしようかと相談しつつ、結局安易に紅楼に決定。朋友Gも、友人Nも私もはっきり場所を覚えていなかったので、この辺だよねぇとブラブラしつつ、無事到着。細道で長い階段を上っていく丘の上なので運動不足の方は要注意。四人いるのでコース料理を注文。やはり人数がいると良いなぁ♪ お味もOK。美味なり

戻りがてらに友人Nお勧めのパイナップルケーキのお店へ。店は地元の人でごった返して凄い賑わい。どれでも試食放題♪皆美味しいぞ。パイナップルケーキというよりは大きい月餅のような感じだが、とにかく美味しい。これはもう病みつき。これから淡水に来たら何時も買って帰ろう。柔らかいうちが食べ時ということで、本当に美味しいのは三日が限度らしい。
皆月餅一枚抱えて(笑)辰星精品店までブラブラと歩く。ここでも店主は引き取り物があったのだが、何も言わずとも用意してくれた。そりゃまぁ行くと連絡してあったし・・・ ^^;)
マンゴーカキ氷 朋友Aは展示してあったチャイチャイに一目惚れ。生憎店のお姉さんの誕生日プレゼントで、特別誂えの木偶らしく、友人Nが一所懸命交渉してくれたが無理だった。残念無念。かく言う店主も人の木偶に一目惚れ。既売品の龍城素の顔が気に入ってしまって欲しかったのだが・・・人の物じゃね・・・ということで、此処では残念の二乗だったのである。シクシク。泣く泣く店を後にしMRTで帰路につく。
友人Nとは此処でサヨウナラ。今日はどうもありがとう〜〜♪ 次に友人Nが教えてくれた手芸素材店「小熊媽媽」で朋友Aと買い漁る。安いんだもん・・・ ^^;) おかげでいきなりVIPカード貰うくらいの買い物(1000元)をしてしまった。 その後、朋友Gの台湾朋友と敘舊茶飯館で合流する為タクシーで移動。当日たまたま予約を入れていた人がいたらしく、布袋劇も鑑賞。操偶していたお兄さん、頑張って声出してました。特に一頁書、大変そうでしたねぇ(笑)  店を後にした後はホテルに近い華西街夜市を徘徊。目的は夏の台湾必須のマンゴーかき氷♪ 朋友Aは無敵マンゴーかき氷なるものを注文していたが、「無敵」と言うだけあって食べきれなかった模様(笑)。

第三日目
昼食 品記茶坊 翊華 本日は今回の旅のメイン?である台中に行く予定。朝食後に龍山寺を見学しつつ台北へ。自強号で一路台中を目差す。台北からおよそ2時間強の旅路である。日本の急行電車の方が早いんじゃなかろうか・・・^^;) というくらい普通の電車だったのだが・・・。

台中に到着すると晴天。カンカン照りで暑い。そんな中、歩いていける距離だよねと言いつつ朋友Gと道を確認しながらお目当ての永保木偶店へ。確かこの辺だよなぁとキョロキョロしているとようやく発見。駅から徒歩圏内であることが確認できた。

この店は霹靂SDがある店。しかし!あれはSuperDolphyではなくSmallDoll・・・ 球体関節人形ではないのであった。●ォークスからクレーム来ても知らないぞ(笑) 小雨の「足がやや長バージョン」の体と言ったほうが良い。顔は・・・コメントを控えさせていただきます。 --;)  一応素素SDを見たいといったら10分くらい待ってと言われ、実際は何十分かして出てきた。突貫作業でその場で作ったな・・・作りを見ればバレバレだよ〜 --;) (苦笑) グルーガンの蝋が生暖かい・・・(爆笑) やっぱり要らないや。
孔子陵 朋友Aは、店の人が見せてくれた修羅を気に入ったのだが、どうやらこれも売り物ではないらしい。ついでにこの店は地元の中学生?の溜まり場になっている。ビデオを見ながらきゃぁきゃぁと賑やか。若いですねぇ地元ファン。残念ながらほとんど収穫無しであった。
駅近傍をぶらぶらして遅い昼食を適当な店で摂る。なかなかの当たりで美味。「品記茶坊」という喫茶系の店だが、安いし大変おいしかったので大満足。

腹ごしらえの後は次の目的地、翊華木偶精品店へ移動。此処は古い商品が多い。霹靂グッズの記念すべき一番目?という業途霊貯金箱を朋友Aがゲット。売り物ではなかったようだが、朋友Gが交渉してくれたらあっさりOK(笑)。 一応「これくたぁ」な店主だが、基本は素素なのでパス。なかなか良い悦蘭芳の頭やヒカルの碁の佐為?の木偶がいた。狩衣の作りはお笑いだったが・・・(笑)

木偶の収穫は無かったが、せっかく台中まで来たので、観光客らしくおとなしく?孔子陵に行ってみる。どこでも同じような場所なのだが・・・小雨写真を撮って遊ぶ。
台中駅のオブジェ 台中駅のオブジェ2
此処で夕食を摂るか台北に戻りもう一軒残っている木偶屋に行くか悩んだ末、やはり木偶に軍配が上がる。 帰りの券を買おうとするが、なかなかの混雑で満席。次の電車になってしまった。帰りの自強号は来る時より立派で座席も広い。これなら結構快適♪ 台中で目ぼしい物が無く若干フラストレーションが溜まったので、台北最後の木偶店に望みをかける・・・。
ただ、店主も朋友Gも、このお店には多分そんなに期待できないよと言っていたのだが(これまでの経験だと二手版とQ版がメインだったので)、なんと今回は物欲の神様が微笑んで大当たり! Q版は鳴りを潜めて木偶が並んでいるではないか♪ このお店でこんなの初めて見たぞ〜。朋友Aが欲しがっていて注文しないともう無いよと他の店の人に言われていた修羅までいるではないか。勿論朋友Aは即ゲット。買っちゃえ音頭を歌うまもなく決定である。(チェっ)
しかも買う予定の無かった店主まで気まぐれを起こしてしまった。君皇素還真である。品蓮観真版の総髪素素♪ 一人くらい劉韋成以外の木偶がいても良いかなぁと衝動買いだったりする。偶衣がなんとなく古びているような気がしたので、龍城版の衣装と取り替えてもらった。 なんとなく女顔、ちょっと勝ち気なお嬢さん素還真になったりして・・・(笑)

記念撮影 今回木偶を買う為だけに渡台した朋友Aも無駄足にならず、同行者としても一安心。
満足した後はホテルに収穫を置いて再度遅めの夕食。全く・・・どうしてこう閉店するような時間になるかな・・・せっかく人数いるのに・・・シクシク。
雨もぱらついていたのでホテルで済ませようとしたが、此処も既に閉店時間を過ぎていた。仕方ないので近くの華西街観光夜市へ脚を向ける。朋友Gお勧めの「両喜號」で夕食。美味美味。さすがこの辺りを拠点にしている朋友Gが詳しい。
この後ホテルに帰還し、最後の夜定番?のロビー撮影会。(ちゃんと口頭で許可は取ってます〜)
狂刀、修羅、素還真に小雨二匹。こうして最後の夜が過ぎていった・・・

翌朝は一人早朝便利用の店主、部屋に戻ってせっせと荷造り。これまでより荷物は格段に少ないのだが、なんとなく収まりが悪い。おまけに龍城素の服の装飾は木偶頭に対して凶器になる為、思い切って胴体分離作成に変更。頭をはずして別途荷造り(笑) うん、此れは良い。今度から分離して持ち帰ろう。
最終日
早朝ピックアップで寂しいお弁当のサンドイッチを手に空港へ。他のホテルからも客を拾いつつ空港に到着。後はチェックインしてブラブラ。
機内では、又定番の「何故か最初は中国語で話し掛けられる店主の図」が再現。隣の欧米人には英語で、店主の番では中国語・・・中国語じゃ分からんぞ。韓国でもアメリカでも台湾でも何故か道やら行き先やら聞かれる店主って、一体何・・・? 今度は着飾ってブランド物持って地図や観光ガイド手にしてやる(←違うだろう・・・)
揺れる飛行機で成田に到着してみると、なんと日本は雨である。まあ後は自宅に連れ帰るだけなので何とかなるだろう・・・

ということで、久久に同行者のいる霹靂旅は大変楽しかった。
朋友G〜〜〜色々通訳ご苦労様! 今度御肩をお揉みしましょう♪  そしてなんとなく私と朋友Gで引きずり回してしまった感のある朋友A、失礼しました〜 ^^;) 初台湾、堪能していただけたら嬉しいです・・・ 歩くの早くて御免 ^^;)
又機会があれば是非御一緒しましょう♪

■■ 了 ■■
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