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梅原克文
〜 現代に舞い降りた<禁断の黙示録> 〜 / 〜 ついに<神の劫火>は解き放たれた 〜
比較文化史学の講師である主人公は失踪した父親の手掛かりを求めていた。その過程で信じ難い焼死体と現象に遭遇する。
父親の失踪と不可解な出来事は主人公の出生地でのある儀式にかかわっていた。謎を究明し父親を探そうとする主人公は
禁断の扉を開け放ってしまう・・・古神道、三輪山、草薙剣、邪馬台国、土偶、蛇神信仰・・・純粋にこれらのキーワードに反応する方ならばご一読あれ。
梅原氏の作品を読むのはこれが初めて。合せて800頁以上の長編だが、とりあえず一気に読める。
説明調の語りやキャラクター描写・表現など、少々煩わしく食傷気味になるが、それなりに楽しめる一冊(二冊か (笑)) 少し(かなり)シェイプアップして一冊にまとめてくれたらもっとすっきりしそう。(スペースも取らないし・・・ ^^;) とはいえなかなか展開は楽しい。難があるのは人物が平坦であることだろう。 しかし、あそこであのパラドックスを持ってくるのが・・・ ^^;) 良いんですがね・・・ | ||
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